話し方教室に通い始めました ~目指せ、伝わる話し方~
お話の上手な社長と面談をしていると、「私もこんな風に話せたらなあ」とつくづく思います。話しぶりが軽妙で、つい引き込まれるような話し方。聞いていると感心するばかりです。
経営コンサルタントとして、人前での説明やプレゼンは仕事の一部。それなのに、時々話の途中で噛んでしまうことがあって、そのたびに「今、噛んだ!」と社長からツッコミを入れられたような気分になります(笑)。これも大阪人ならではのノリでしょうか。
そんな経験もあって、前々から「もっと話し方を磨きたい!」と考えていました。2024年もそろそろ終わりを迎える中、2025年の目標の1つに「セミナー講師としての登壇」や「顧問先での研修実施」を掲げ、まずは打席に立つための準備として話し方教室に通う決断をしました。
発見1:お腹から声を出す難しさ
話し方教室に通い始めて数回ですが、すでに多くの気づきがあります。まず最初の課題は、「喉から声を出すのではなく、お腹から声を出す」ということ。
これが思った以上に難しい!普段は何気なく話していますが、いざ「お腹から声を出そう!」と意識すると、声が裏返ったり、息が続かなかったり…。これも筋トレのようなもので、繰り返し練習することで少しずつ感覚が掴めるのだそうです。
講師の先生からは、「姿勢を正して、深い呼吸を意識することで、自然と声に力が乗る」とアドバイスをいただきました。確かに、背筋を伸ばすと気持ちまでシャキッとします。
発見2:“クセがツヨイ”話し方
もう一つの発見は、話し方にも“調”があること。私の話し方は、どうも音階がだんだん下がっていく癖があるようで、講師の先生から「クセがツヨイ~!」と言われてしまいました(笑)。
さらに、スピーチ原稿の練習では、思いきり噛んでしまうことも。自分で「カミ、カミやん!」とつっこんでいる次第です。自分の話し方を客観的に見てもらうと、「なるほど!」と思うことが多くて面白いです。
成長することへチャレンジ
何より、この教室に通うのが楽しくなったのは、講師の先生の明るい人柄のおかげです。とてもフランクで親しみやすく、自然とこちらも笑顔になります。耳ざわりでない大きな声と笑顔は、人を元気づける力があるんだなと実感しました。
噛むことを克服するために舌の運動も行っています。鏡を前にして練習する自分の姿は、我ながら滑稽なものですが(笑)、上手く話そうとすると力が入り、すぐに噛んでしまいます。緊張する場面でも落ち着いて話せるよう、訓練あるのみです。まだまだ貪欲に成長へチャレンジしていこうと思います。
打席に立つ準備を重ねて~
話し方って、気づけば日常生活で自然に身についているもの。改めて「話し方」を学ぶ機会なんて、これまでなかった気がします。それでも、どんなことにも基本は大切。話し方も例外ではなく、これまでの我流スタイルを見直す良い機会だと感じています。
話すということは、ただ言葉を発するのではなく、相手にしっかり伝わり、行動を促すコミュニケーションスキル。それは経営コンサルタントとしての仕事においても欠かせない力です。
これからも話し方教室での学びを積み重ね、伝える力に磨きをかけ、自分の声と話し方に自信を持てるようになりたいと思います。2025年には、研修やセミナーの場で、皆さまにお会いできる日を心待ちにしています。
そのときは、しっかりお腹から声を出して、明るく元気にお話しさせていただきます。
打席に立って、タイムリーヒットを打てるように――挑戦を続けていきます。
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