2024年折り返しで思うこと-19

仕事

本日6月30日、2024年も半年が終了ですね。明日7月1日から折り返しのスタートです。半期を少し振り返って、あしたからのお仕事と日常に対し、新たな心持ちで向き合っていきたいと思います。

2024年の指針はゼロスタートという言葉を掲げました。今まで培ったヒト・モノ・カネといった経営資源を一旦リセットして、事業活動をリスタートしていくという意味で、この言葉を使っています。大きくは個人事業主から法人格へと人格を変えました。

個人事業主として活動してきた、中小企業・小規模事業者向けの経営コンサル業における、自身のありたい姿に曇りが生じたのです。2020年のコロナショック以降、自身のコンサルティング内容が国の支援事業である、補助金の計画策定支援と伴走支援が中心になりました。相当数の事業者様の支援に翻弄されました。

その経験から、中小企業・小規模事業者様に対し、しっかりと経営の根幹に関わるコンサルティングの必要性を感じました。それは、実現可能性を前提に抜本的であり合理的な計画策定を指します。このことから自身の志の変化も生じ、法人としての事業活動が望ましいという結論の元、一旦、業務内容もゼロスタートいう言葉を適用し顧客との関係性もリスタートとしました。

この6ヵ月、何かしら変革を推し進めることは自身の行動に波風が立つものだなと感じました。信頼関係を構築し信用を得ることの難しさも感じました。反面、自身の人生観として新たな考え方、また法人を運営していく上での指針や企業理念も必然的に言葉として生まれてきました。

一番、悩んだことは、正解なのか不正解なのか、という答えのないことに対する思考でした。トレードオフの関係性を解りながらも、方針に沿って行動していくことは勇気がいります。何も変革せず、行動も起こさず、このまま淡々と個人事業主としてコンサルタント活動をしていけばいいのではないか。そんな停滞的な考えも生まれました。

けれども、行動を辞めてしまうことはゼロスタートでなはく、マイナススタートになるかもしれない。決めた約束を破り、行動しないという選択をとってしまえば楽になるんだけど。そんな弱い自分から耳元で囁かれたりしました。

そんな葛藤の中、なんとかぶれずに「ゼロスタート」という変革を進めてくることができました。毎日のルーティンに新たなイベントも取り入れ、継続力の強化にチャレンジし、自信につなげることもできました。

本日の日めくりカレンダー(画像)に、気になることわざが書かれていました。

「常に流れている水は腐らない」

このことわざを、松下幸之助先生が次のように解説しております。

何ごとにつけ常に流動、活動しているものには、沈滞とか腐敗といった現象は起きないということを教えたものである。
つまり、われわれの日常生活が、もし十年一日(いちじつ)のごとく同じ状態であるならば、ともすればいろいろの問題が起こってきて好ましくない結果が生じがちである。

しかし、そこに絶えず流れてやまない川の水のように、昨日よりは今日、今日よりは明日と、刻一刻より新たなものが加わっていくならば、そこからは限りない発展の道もひらけてくる。そういうことをいったものであろう。

私の2024年の行動は、まさに松下幸之助先生の言葉でいうと、何もしなければ腐敗だったかもしれません。動き続けることで変化が起こり、道がひらけていくものだ。常に心に置きたいと思います。

正解でありますように。

2024年後半戦もがんばっていきましょう。

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