青田の季節-22

日常

ここのところ、大阪も梅雨真っ最中で驚くような大雨の連続です。今日の様なかんかん照りは久しぶりでございます。暑い~っと悲鳴をあげるのもつかの間、明日からは梅雨に逆戻りのようです。7月の前半は仕方ないですね。

7月は文月といいます。この言われは、色々な説があるようです。ひとつに、稲の穂が実る頃という意味の穂含月(ほふみづき)が転じて、文月(ふみづき)になったという説。他にも、七夕に書物を開いて夜気にさらし、書の上達を祈る風習があったことから、文披月(ふみづき)と呼ぶようになったとう説もあるようです。書物(文)をひらく(披く)という意味ですね。けど、七夕と書の上達の関係性がわかりませんね笑

しかし、四季折々に色々な風習があって、日本文化ってつくづく味があるなあって思います。ひとつめの「稲の穂が実る頃」というフレーズがいいですね。季語としても表現できそうです。

私の住まいは大阪でも南部の方でして、比較的田んぼが多い地区です。会社訪問に向かう電車の窓から、ちょっとした田園風景が視界に入ります。この風景がここ最近、どんどん変わっていくんです。少し前は水をはった状態の田んぼが、今は一面青々とした緑色に覆われて、なんとも美しい風景に変わってきております。所謂「青田」ですね。

この雨の中でも田んぼに入って、手入れをされているシーンもお見掛けします。頭が下がります。そのおかげで植えた苗がすくすくと育ち、田んぼ一面青田にしてくれるのです。なんとも心やすまる風景のことでしょう。お米を頂ける感謝もありますが、風景としても癒されることにも感謝です。この青田の頃、この時期しか味わえません。少し天気の時に青田風景を堪能したいですね。

むかしむかし、田んぼの青田状態を見て、収穫量を見越して先買いをする風習があったようです、俗に言う、青田買いです。卒業前の学生の能力を見越して採用内定する時にも使われる比喩ですね。

で、今日は7月の季節的なお話しを綴りました。梅雨が明ければ夏本番です。田んぼの移り変わりの風景を楽しみにしたいと思います。

昨日、取引先の社長様が相当な偏頭痛に襲われていました。原因は社長曰く、ストレスと低気圧のようです。「ストレス発散で食事行きましょう!今月は売上いいはずです!」とお言葉を頂きました。売上の結果が出る前に乾杯ですか!

青田飲みですね。笑 よろしくお願いいたします。

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