来る打席でヒットを打つための準備-75

仕事

日が暮れるのも早くなり、歩道の緑が色づき始めました。週末は雨が続くとの予報ですが、それが過ぎれば、いよいよ本格的な秋が訪れるでしょう。涼しく過ごしやすい日々が待ち遠しいですね。

1人で会社を運営していると、朝礼もなければ上司への報連相もありません。もちろん社内会議もないため、言葉を発する機会は大幅に減ります。お客様との会話が唯一の「発言の場」となり、内勤の日には一言も声を出さないこともあります。かろうじて電話のやり取りが、貴重な言葉の交換になっているくらいです。

かつて組織に所属していた頃は、朝礼や各部署の会議、全体会議を自ら進行し、日々発言していました。その頃を思い返すと、今の静けさに不安を感じることがあります。

元々、滑舌に自信があるわけではありません。それだけに「いざ人前で話す時、しっかり伝えられるだろうか」という不安が募ります。このままでは、話す力が衰えてしまうのではないか、と危機感を覚えるようになりました。

私が代表を務める「株式会社ビジネスストーリー」は、中小企業や小規模事業者の経営全般を支援するコンサルティング会社です。取引先での研修や大勢の前でのセミナー開催など、これからますます人前で話す機会が増えると信じています。

だからこそ、「相手に伝わる話し方ができるか」「礼儀正しい立ち居振る舞いができるか」という課題を今のうちに解決する必要があります。そして、来るべき打席でヒットを打つための準備が不可欠だという結論に至りました。

そこで私は、「話し方教室」に通う決断をしました。体験レッスンでは、同世代の明るい男性講師が迎えてくれました。彼の元気な挨拶は、とても印象的でした。

ただ、私の目的は「上手な話し方」を身につけることではありません。
研修やセミナーの依頼が来た時、迷わず引き受けるため。そして、取引先の会議で多くの社員の前に立っても、緊張せず堂々と話すために、準備をしている
のです。

準備を怠らず、自分を磨き続けることは、いつか巡ってくるチャンスを掴むために欠かせないと思います。しっかりと打席に立つ準備が整っている人こそ、仕事や信頼を引き寄せると思うのです。挑戦の場はいつ訪れるかわかりません。だからこそ、今から準備を始める価値があると。

さて、本日はその話し方教室のレッスンに行ってきます。おっと、その前にお取引先の役員の皆様との白熱会議です。今日も全力で頑張ります!

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