一日参り-61

寺社

台風10号もようやく勢力が衰えてきて明日には熱帯低気圧に変わるようです。ほんと台風に翻弄された8月末でした。

本日より9月ということで、氏神様に恒例の一日参りをしてきました。台風の影響もあり、やや雲が多い空模様でしたが、時よりの晴れ間が神社を光照らし、きれいな氣を感じることができました。特に本殿前はお参りの人の祈りと感謝が繰り返され、拍手の音が美しく響いていました。

毎回、一日参りでたのしみにしていることがあります。月1回、掲示板に張り出される、ありがたい言葉が変わるのです。今月は「九月のことば」として、「敬老の日に長寿の御礼参りをしましょう」とあり。古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿の年齢を記載されていました。

今月のことばは、いつものような日々の戒め的な言葉ではありませんでした。それ故、直感的に心が反応しなかったのですが、敬老の日という、知っている事実を、こういった形で神さまがメッセージすることに、改めて流すことなく意識しなければと、帰り際に再度掲示板を確認しにいくしだいでありました。

さて、2024年の敬老の日は9月16日となります。お年寄りを敬愛し長寿をお祝いする日とされています。対象となる年齢は、掲示板にあるように古希(70歳)以上のとなるのでしょう。掲示板には「御礼参りをしましょう。」と書かれています。元気でいることに神様に感謝申し上げようという意味と捉えます。ですが、神さまは必ずしも、そのご本人の御礼参りを促すつもりで、掲示板に書かれているのではないと思います。それよりも、私たちお年寄りを敬う側が、身近にいる敬愛する方の長寿に対して、感謝を申し上げに足を運ぶことを促しているのだろうと思います。

親族であるかそうでないか、身近にいるかそうでないか。対象となる方とは濃淡もあり、いろいろな形の関係性があると思います。しかし、すべての対象者は、自分よりも長く生きてこられた人生の先輩です。喜びや苦しいことや人との別れなど、自分より多く経験されてきたのは間違いありません。それだけでも敬意を表したくなります。

また、育ててくれた親やお世話になった大先輩など、無条件に愛を持ってリスクペクトすべきと思います。というか、敬愛したいですね。なんかそんな気持ちです。

ということで、掲示板の神様からのメッセージをよく理解し、敬愛する対象の人を想い、9月16日もお参りにいきたいと思います。「両親が元気でいることに感謝申し上げます。ありがとうございます。」と。まあ、ざっくり知らないお年寄りにもやさしく接する9月にしたいと思います。

あっと言う間の8月、よかったこと、そうでなかったこと。すべて一旦氏神さまに預けて、今日より生まれ変わったごとく、新しい自分として9月と向きあっていきたいと思います。9月は10月から年末にかけての3ヶ月のラストスパートへの助走月です。アクションプランに沿って、自分と約束した「やること」を達成したいと思います。

9月もがんばってきましょうー!

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