コピーは「描写」じゃなく、「解決」-2

勉強

東京コピーライターズクラブ会長の谷山雅計先生の講座をほぼ日の学校で視聴しました。

広告のコピーって、すごく胸をうたれて、なんか衝動にかられてしまいますね。

まあ、広告ですからね。そうなんだけど。

私は仕事柄、経営者の方々と新規事業の立上げや、普及や集客といった売上を拡大していく手段の話をよくします。中でも反応のある広告活動はどうあるべきか。みたいな話もよく出ます。谷山先生の授業を視聴して、なんか、社外的に反応のある広告はもちろん企業として考えるべきですが、社内的にも広告活動的なことができたら面白いだろうな。って思いました。名前やキャッチフレーズみたいなものをつけて、内部の社員から衝動が沸き起こるのもありだなと思いました。

授業の内容をネタバレしないようにさらっと書き記します。

例えば「そうだ 京都へ行こう」や東京ガスの「ガスパッチョ!」、新潮文庫「Yonda?キャンペーン」、東洋水産「マルちゃん正麺」などは、誰しもが1度は耳にしたり、目にしたりしたことのあると思います。そんな数々の素晴らしい広告を創り出した方が、谷山雅計先生でございます。

ほぼ日の学校とは、ふだん出会えない著名な方々から、おもしろい話を聴ける授業でございます。沢山ある授業から、今日は谷山先生の授業を選択したしだいでございます。

谷山先生のお話の仕方や身振り手振りなど、非常に力を感じます。言葉の持つ意味に力がのってストレートに頭に入ってきます。そんな印象的なプレゼンの中で私がひとつ覚えておこうと思ったフレーズは「コピーは描写ではない。コピーは解決である。」です。

いともすると、何かかっこいい言葉で言い換えたり 何か面白い言葉で言い換えたり 何か気の利いた言葉のいい方にして 上手に描写するっていうことが コピーだって思ってる。

そうじゃないんだ。ある言葉を見た人の気持ちを変化させる、気付きや発見を促さないと!

コピーは解決なんだ!なんとなくわかります。なんか京都に行きたくなったり、マルちゃん正麺を食べたくなったりと、行動の源泉を変えていくということなんでしょうね。

言葉ってとても力があるもんだとつくづく感じました。

例題で「双眼鏡をもっと売るコピー」の時間がありました。なんか衝動にかられました。

ちょっとロマンティックですが笑

「両手のひらであたためた 景色を君にゆずろう」

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