私は、松岡弥太郎さんの書籍をよく拝読いたします。松岡さんと言えば、「暮らしの手帖」のイメージがありますが、たくさんの書籍を執筆しております。
「今日もていねいに」、「しごとのきほん100」、「即答力」、「いちからはじめる」などの書籍は、仕事や生活に対して考え方のヒントをたくさん頂くことができます。
「いちからはじめる」は2018年の出版ですが、先日たまたま本屋さんで見つけました。先ず、タイトルにぐっと惹かれました。松岡さんが「いちからはじめる」って言われたら、なんか「いちからはじめるしかないじゃないですか」ってタイトルにツッコミを入れてしまいました。
私の本年のスローガンは「ゼロスタート」です。経営資源である、ヒト・モノ・カネの関係性を一旦、ゼロにして改めてスタートしていくという自分解釈を仕事と生活に取り組んでいます。なんか「いちからはじめる」と似ているのではと期待が膨らみました。
本を手に取り、目次に目を通すと松岡節が炸裂していました。即買いしましたね。
本の構成は序章を含めると5つの章から成り立っています。すべてインプットして紹介したい「松岡語録」がたくさんなのですが、今の私が一番覚えていたいと章を紹介いたします。
それは「勤勉」という章です。松岡さん曰く、勤勉とは「自分のビジョンに向かうための方法を発見し、その実行と検証を習慣化させることを勤勉と定義しています。」とのことです。それをもとに私のこの章の解釈を記します。
まとめると、いちからはじめるの前提は、成功する方法のひとつであると捉えました。その成功する方法を実践するにあたり、勤勉が必要である。勤勉とはたんなる勉強ではなく、日々の暮らしにビジョン達成となる継続力を身に着けることである。その継続力というものは日々の仕事と暮らしをよりよくするために、取り入れる新しいイベントことである。それを継続することで自身のビジョンに近づくことになり、成功への導かれるものである。
自分に置き換えて考えてみました。私はこの春より2つ新しいことを日々の生活に取り入れました。今のところ継続中で習慣になりつつあります。本を読んで共感し嬉しくなって自信が沸いてきました。まあ、どんなことを習慣化したかは、年末あたりでご紹介できればと思っております。
また、松岡さんは何かを成し遂げた人は、みな勤勉者であるといいます。遊ばないし、高級時計や洋服を身に着けず、贅沢な遊びをしない。勤勉者は華やかなことに気持ちが揺れないと。その部分においては、物欲はない私ですが、美味しいものを食べたいーという欲はまだまだ大有りですね、勤勉者にはほど遠いかも笑
松岡さんの本を読むと、気づきと共感の連続です。なんか気分が晴れやかになります。ただ、いいことを教わったのであれば、それを実践することが、著者である松岡さんの望みでもあると思います。そこを私たち読者も読み手の立場として実践していきたいですね。
私は日々の生活の中で、とことん後回しにして習慣化していないことがあります。運動と掃除です。運動は体の健康のため、掃除は心の健康のために、とことん先回しにしないといけませんね。
これが松岡さんの言う、「いちからはじめる」なのかも。今日もありがとうございました。
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